NetflixやYouTubeなどネット配信の動画をスマホやパソコンの画面ではなく大きなテレビ画面で観たいと思うことはないでしょうか?
そんな時に役に立つのがAmazon Fire TV Stickです。
今回はFire TV Stickを利用することで視聴できるようになる動画配信サービスと、現在発売中のFire TV Stickのラインナップを確認してみます。
Fire TV Stickとは
Fire TV Stickとは、Amazonから発売されているテレビのHDMI端子に接続することで動画配信などのサービスが利用できるようになるデバイスです。
Fire TV Stickを接続しアプリを使えば、ネット上の各種サービスに対応していないテレビであってもAmazonプライム・ビデオやHulu、NetFlixなどの有料動画配信サービスをはじめYouTube、ニコニコ動画などの無料動画配信サービスなどをテレビの大画面で楽しめるようになります。
また、ブラウザアプリをインストールすればテレビでインターネット検索もすることができるようになります。
Amazonプライム会員であればもちろんFire TV Stickを使ってAmazonプライム・ビデオを利用することができますが、もしAmazonプライム会員ではなくてもFire TV Stickを使えば他の有料動画サービスや無料動画サービスなど各種サービスを利用することができるようになります。
Fire TV Stickを利用して視聴できる動画サービス
ここからは、Fire TV Stickを利用することで視聴することができる各種ストリーミングサービスを確認してみたいと思います。
有料サービス
各サービス運営会社に会員登録し月額利用料を支払って利用するサービスです。主なサービスには以下のようなものがあります。
Amazonプライム・ビデオ
Amazonプライム・ビデオは、Amazonが展開する定額制動画配信サービスです。月額500円で動画配信以外の充実したサービスも利用することができます。
U-NEXT
U-NEXTは、USEN-NEXT HOLDINGSが運営する動画配信サービスです。VOD最大クラスの21万作のタイトルを視聴することができます。
TSUTAYA TV
TSUTAYA TVは、DVDレンタル大手のTSUTAYAが運営する動画配信サービスです。DVD宅配レンタルサービス「TSUTAYA DISCUS」とセットで利用することもできます。
Hulu
Huluは、HJホールディングス株式会社が運営する定額制動画配信サービスです。個別課金方式の「Huluストア」を利用すれば最新作なども視聴できるようになりました。
dTV
dTVは、エイベックスが運営しNTTdocomoが提供する定額制動画配信サービスです。月額550円で12万タイトルを視聴することができます。
FOD PREMIUM
FODは、フジテレビが運営する動画配信サービスです。他のVODでは観られないフジテレビ最新番組の見逃し配信もラインナップされます。
DMM見放題chライト
DMM見放題chライトは、合同会社DMM.comが展開する動画配信サービスです。月額550円で利用でき、DMMポイントを利用すれば多彩な方法でで支払いをすることができます。
Netflix
Netflixは、Netflix合同会社が展開する動画配信サービスです。3つのプランがあり最も安いベーシックプランは月額880円から利用することができます。
dアニメストア
dアニメストアは、NTTdocomoが提供する定額制アニメ配信サービスです。月額440円で4,200以上のアニメタイトルを視聴することができます。
Disney+
Disney+は、ディズニー、ピクサー、スター・ウォーズ、マーベル の作品が見放題のウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社が展開する公式動画配信サービスです。

BS/CS放送
上記以外にも従来アンテナの設置が必要であった以下のような放送を視聴することができます。
- スカパー!オンデマンド
- WOWOWオンライン
- スターチャンネル
無料サービス
YouTube
YouTubeは、 Googleが運営する世界最大の動画共有サービスです。
GYAO!
GYAO!は、 Yahoo! JAPANと株式会社GYAOが運営する動画配信サービスです。
ニコニコ動画
ニコニコ動画はドワンゴが提供する日本最大級の無料動画動画配信サービスサービスです。
AbemaTV
株式会社AbemaTV が提供する日本最大級の無料動画動画配信サービスサービスです。
TVer
TVerは、株式会社TVerが運営するテレビ番組の広告付き無料配信サービスです。
Fire TV Stickのラインナップ
Fire TV Stickは2021年1月時点で2つのモデルが販売されています。その他Fire TV Cubeが発売されており、Fire TVシリーズとしてのラインナップは全3種類になります。
Fire TV Stick
Fire TV Stickのエントリーモデルです。
4K映像の出力に対応しないことを除けばFire TVとしての機能は他のモデルと同様であるにもかかわらず、価格は税込4,980円~とシリーズ中最安値で手に入れることができるため、スペックよりコスパ重視という人におすすめのモデルです。
Alexa対応音声認識リモコンも付属します。
Fire TV Stick 4K
4K映像の出力に対応したFire TV Stickです。
価格は通常のFire TV Stickと比べ2,000円ほど高い税込6,980円~ですが、4K映像出力に対応しているテレビに接続する予定の人にはこちらがおすすめです。
Fire TV Cube – 4K・HDR対応
Fire TV Stick 4KとAmazon Echoをあわせたようなモデルです。
Fire TVとして動画配信を楽しむ事ができるのはもちろん、搭載のAlexaに話しかけるだけで対応家電を操作することができたり、スピーカー内蔵なので音楽やニュースを聞いたりすることもできます。端末のマイクをオフにして、付属のリモコンで操作することも可能です。
価格は税込14,980円~です。
Fire TV Stick・Fire TV Cubeの比較
Fire TVシリーズ全3種類の価格やスペックを比較してみます。Fire TV Cubeのスペックの高さが目立ちますが、Fire TV Stickの3倍の価格であることを考えると納得です。
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価 格 | ¥4,980~ | ¥6,980~ | ¥14,980~ |
内蔵スピーカー | – | – | 〇 |
ハンズフリー音声操作 | – | – | 〇 |
Alexa対応リモコン操作 | 〇 | 〇 | 〇 |
Bluetoothヘッドホン | 対応 | 対応 | 対応 |
映 像 | 最大1080p(HD) HDR HDR10 HDR10+ HLG |
4K Ultra HD HDR HDR10 HDR10+ HLG Dolby Vision |
4K Ultra HD HDR HDR10 HDR10+ HLG Dolby Vision |
オーディオ | Dolby Atmos | Dolby Atmos | Dolby Atmos |
ストレージ | 8GB | 8GB | 16GB |
プロセッサ | クアッドコア | クアッドコア | ヘキサコア |
イーサネットアダプタ | 別売 | 別売 | 同梱 |
さいごに
今回はAmazon Fire TV Stickについて確認しました。
なんとなくAmazonプライム・ビデオ専用端末で、Amazonプライム会員でなければ使用できないように考えてしまいますが、実際はアプリをダウンロードすれば各種動画配信サービスをはじめインターネット検索なども利用することができるようになります。
Amazonプライム会員であればもちろん、そうでなくても大きな画面で動画を楽しみたくなったら試してみてはいかがでしょうか。